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アサッテの人

昨日から読みはじめて見るものの、、

アサッテの人_c0099311_2032389.gif


「ポンパ」とか「タンポテュー」とか、
意味不明の言葉を発する叔父さんに、いきなり違和感。

上記の叔父さんしかり、
最近、かなり特異なシチュエーションの中で話が展開する小説が多いけれど、
それって流行りなんだろうか? 新しいんだろうか?
私の感覚が古いんだろうか???

その特異さがまず「オモシロイ」と食い付いてほしいのか、と、
つい、イジワルな視線で読んでしまいます。

さらに、小説の中に、図(部屋の間取り)を添付したり、
箇条書きの羅列を入れたりするのも、それだけでアウト。

そんな説明は、論文や教科書、、、
小説では、推理小説、警察小説、経済小説などにいるかもしれないけれど、
感覚で読む小説にはいらんと思うのですが。

小説なら(しかも芥川賞受賞作なら)、
読むうちに、部屋の間取りを自然と想像できるよう、
もしくは間取りなど多少間違えても影響がないほどに、
頭と心に響くなにかを
文章で表現してほしいと思うのです。

ああ、イジワルイ、批評魂にごかんべん。

しかし、まだ読み進んで半分。
今後の展開に期待!

アサッテの人、もっと、私をトリコにさせておくれ〜。

※あとがき
私をはじめ、いろんな人にいろんなこと書かれて、
ちょっとググれば、本人が日本全国の批評をお手軽に読めてしまう。
ブログ時代って、作家さんにとって、ちょっと酷だよねーと、軽く同情。
by fukuoka-vegico | 2007-09-11 21:01 | satominトーーク!


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