作物と人間

宇土巻子さんという方の言葉から。

私たちは植物を育てるというような言い方をするけれど、
植物の側には育てられているという自覚はまったくないに違いありません。

植物の最大の強みは、太陽の光を浴びると
光合成によって必要な栄養を自分で作れるところにあります。
つまり植物は光さえあれば生きていけるわけです。

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もし人間にそういう力が備わっていたら、毎日一定時間、日光浴をすれば
生きていけるのですから、労働という概念は生まれなかったでしょう。

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だから植物にしてみれば、人間を養っているのはむしろ自分たちのほうなのです。
植物は動物に先立って地球に発生し、動物が存在できる環境を整えたのです。
人間が自分のつごうに合わせて野菜と果物という特殊な栽培植物を
作り出したがゆえに、人間と作物の間に特殊な関係、
世話をする、されるという関係が成立してしまっただけなのです。

--------------写真は蜷川ミカ風にって加工したけど、
もっと激しくやんなきゃならないねー。 by satomin
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by fukuoka-vegico | 2007-06-30 14:26 | 畑からの手紙


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